ダイエットの歴史(西洋編)

 西洋では、産業革命以降に精製された砂糖が大量に作られたため、肥満になる人が増えたのでしょう、ダイエットについて研究がなされるようになりました。
 1800年代においては、精製された炭水化物(主に砂糖)が太る要因と認識されていました。
 1900年前半には、精製された炭水化物の量を制限する食事療法が肥満の一般的な対処法として確立されました。
 1918年以降、カロリー計算法が体重をコントロールできる科学的な方法として一般化されました。
 1950年代になりますと、心臓病の原因が血中のコレステロールと疑われ、脂肪を減らす代わりに炭水化物を摂ることを奨励しました。ダイエットとしては間違っているのですが…
 1972年以降、アトキンス博士のダイエット革命(炭水化物の摂取量を減らし、タンパク質と脂肪を積極的に食べる食事法)が流行します。
 1977年に、マクガホン報告で、脂質はカロリーが高く、心臓病を引き起こし、肥満の原因となるため、脂肪を減らし炭水化物を増やすことを提案しました。心臓病の減少にはつながりましたが、肥満の解消には疑問符が残ります。アメリカ人の食生活への意識を変えたことは大きな成果だったと言えます。
 1980年には、米国人のための食生活指針で、ピラミッド型のバランスガイドが発表され、栄養バランスの良い食事をすることが大切だという認識が生まれました。
 こうした変遷をたどり、近年では、高脂質・低炭水化物の食事がダイエットには良いのではないかと考えられています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました