太極拳

太極拳とは何か?

 中国武術の一種で、太極という概念のもとで行う拳法です。太極とは、動と静、陽と陰などの二気が混じり変化しながらもバランスが取れている状態を言います。演舞しているときは、開と合、虚と実の関係とも言えますし、対戦しているときは、剛と柔の関係と言えるのかも知れません。
 太極拳の練習は、套路と推手に分かれます。初級から中級レベルでは、一定の型の流れ(套路)を繰り返し練習する中で、武術的な体の動きをマスターしていきます。上級レベルになると、相手の攻撃に対してどう対応するのかを二人で組んで練習していきます。 

簡化24式太極拳

 現在、日本での全国組織の太極拳の団体は、公益社団法人日本武術太極拳連盟とNPO法人日本健康太極拳協会があります。前者は、全日本・アジア・世界で選手権を開催し、武術太極拳の普及に努めています。後者は、楊名時八段錦という太極拳を全国の支部において教えています。
 私たちが普段練習している太極拳は、簡化24式太極拳といって、中国政府が楊式太極拳をベースに他の伝統拳流派の要素も取り入れて1982年に作った制定拳です。簡素でありながら健康増進にも効果があるとして中国・日本でも一番学習されています。日本武術太極拳連盟が、昇段試験や指導員試験の套路として使っている基本的な太極拳でもあります。

遊心での太極拳の位置づけ

 遊心で一番時間を取っているのが、簡化24式太極拳のマスターです。気功で言うところの「動功」という位置づけで、各人が一人で演舞できるまで繰り返し練習していきます。
 太極拳はやればやるほど奥が深く、①定式を覚える ②套路を覚える ③腹式呼吸を意識する ④体内での気の流れを感じる ⑤気の開合を感じる などなど、体を動かしながら、自分の体内での変化、体内と外界との気のやり取りを感じ取れるまで指導していきたいと考えています。 

タイトルとURLをコピーしました